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まめ夫婦の世界遺産のススメ

中米のススメ

[アクセス](空路でメキシコシティーへ)
 まめ夫婦はユナイテッド航空で行きました。
 成田を出て10時間、ロスの空港で2時間缶詰にされ、乗り継いで3時間で疲れもピーク。ヘロヘロになってメキシコシティに着きます。

[入国]
メキシコシティの税関はなかなか面白いです。何がかというと、出口にゲートがあって、そこを通る人はボタンを押します。青ランプがつけばそのまま出られますが、赤ランプがつくとカバンをあけられて荷物を調べられるのです。後ろめたいものは持っていないつもりですが、通るときは何故かどきどきしてしまいます。
 まめ夫婦は青ランプでしたが、風邪気味のまめ旦那のためにまめ妻が買ってくれたキンカンをぶら下げていたら取られてしまいました。「かわいいオレンジ!」って超欲しそうだったから税関のお姉さんの物になってしまったようです。もちろん果物を持ち込むことは禁止です。

[空港から街へ]
初めてのときはチケットをかうプリペイドのタクシーで行きました。多分それが一番無難だと思います。
 タクシーから見える途中の風景はまさに「ドンタコスったらドンタコス」って感じ。まめ妻は「風景がタイににている」って言ってましたがほんとかな?!
 ただ、地下鉄でも特に問題なく街に出れました。そちらのほうが断然安いです。メキシコの地下鉄には物売りが乗っていて、「ナンタラカンタラ、ナンタラカンタラ、シンコペソ~(5ペソ~」といいながら、ノートや万能ナイフなどの雑貨を売っていて珍しかったです。
 

[アクセス](陸路でティファナへ)
 ロス到着後、メトロバスでダウンタウンへ。7stで60番に乗り換えてグレイハウンドバスステーションに着く。バスで三時間半、国境の街San Ishidroに到着。

[入国]
長い橋を渡り、メキシコの入国審査を受ける。72時間以上滞在する場合はその際に入国税を支払う。まめ夫婦はガイドブックに書いてあるのより若干高い2人で38$の入国税を取られたのは腑に落ちないが、鉄の回転扉をくぐり、メキシコへ入国。メイン通りに出ると、土産物屋と観光客で大にぎわい。ヘンな日本語で呼び止められる。「シマロバニ ノッテ シャシントリマセンカ?」と言われる。見ると、街の角ごとにシマロバなるものがいるが、これが本物なのかはたまたシマロバにされてしまった白いロバなのかは不明である。試しにシマロバにのって見ると、1ドルと言っていたのにもかかわらずおじさんが写真をバシャバシャ撮って「1枚1ドルだから、全部で5ドル!」と言ってきた。文句を言っても拉致があかず、仲間がぞろぞろ集まってきたので仕方無く3ドル払って帰る。皆さんは気をつけてください。


[食事]
1.タコス食堂・屋台
 やっぱりまずはタコスでしょう。1個1.5~3.5ペソ(1ペソ13円)でいろんなアボカドやらサルサやらいろいろなソースをかけて食べるととっても美味しいです。まめ夫婦はタコス・デ・ビステク(ビーフステーキの略)という牛肉のはさまったタコスがお気に入りで、付けあわせとして焼いたエシャロットに塩をかけてレモンを絞って食べると至極の世界が広がります。
2.手軽なレストラン
 カマローネス・アル・アヒージョ(焼き小海老)90ペソ
 カルネ・アサダ・タンピケーニャ(牛肉ステーキ)60ペソ
など肉やシーフードなど手軽な値段で食べられます。また何を食べようか迷ったときは、日替わり定食「コミーダ・コリーダ」を頼むと、安くたっぷり食べられますが、あたりはずれもかなりあります。
3.ジュース屋
 フレッシュフルーツジュースは「リクアドス」と言います。ジョッキ1杯12ペソくらいですが、たいがいお代りをつけてくれるので得した気分です。サンドイッチやトルタというホットサンドを出してくれる喫茶店風の店もあります。

[街の移動]
ワーゲンビートルを改造したリブレタクシーが一般的でなく危ないという人もいますが、現地の日本人の方は普通に使っているとのことです。ただし、おんぼろのタクシーでメーターが壊れている(わざと壊しているのかも)ものが走っていることがあります。あやしいと思ったら、さっさと降りましょう。リブレはたくさん走ってます。まめ夫婦はなるべく新車のリブレを探して乗るようにしています。

[ルーチャ]
 言わずと知れた、本場メキシコのプロレスです。チケットはダフ屋に買い占められているので、チケットはダフ屋との交渉になります。まめ夫婦はリングサイドだとダフ屋にだまされ、二人で50ペソの2階席を300ペソで買わされてしまいました。うー不覚。ダフ屋は必ず座席表を持っていますので、チケットと座席表をよく見比べてじっくり交渉しましょう。ダフ屋はたくさんいるので、あせって高く買うことはないですよ。
 メキシコのプロレスはバックドロップやパワーボムさえも無く、張り手とキックのみだけど、リングサイドに悪男爵みたいなのが現れたり、ビールを客席にまいたりとなかなか面白いです。まめ妻もかなり満足のようで「できそこないの芝居をみているようでとても楽しかった。」とのことです。日本ではあそこまでの演技はできないかも?


[チワワ鉄道の旅]
朝五時に集合し、一人40ペソのホテルバスで駅へ向かう。ロスモチス駅へ。辺りはまだ暗いが6:00にチワワ鉄道は動きだした。車内は冷房の効きがかなりよく、平地の割にスピードは全然出ていない。いったいチワワに着くのはいつになるのか... そのうち日は昇り、山を昇り始めるとスピードがアップし、景色もだんだん良くなってきた。車内は飲食禁止、よって途中駅で買ったタコス(二本入り15ペソ)はデッキで食べることになる。写真を撮りまくっているうちに、なぜか定刻にポサダバランカスに着いた。山道を歩いてHotel Miradorへ。絶壁に建ち、部屋からも山々や谷底の村が見渡せるなかなかの宿だ。レストランなど何も無いところなので三食付きだ。スタッフも良い人たちばかりだ。
 翌日、絶景、絶叫写真を撮りまくる。高地のせいか、ちょっと息苦しい。昼食に期待していたステーキは実は肉ではなく魚だったのが悔しいが、マンゴームースは最高。というわけで、このホテルは五つ星に決定。ホテルの車でディビサデロまで送ってもらう。この街は少し落ち着きがない。景色に見慣れて感動が薄いのだろうか。ホテルの人達にも暖かみがない。とりあえず、三時からの無料ツアーでタマウマラ人の家やらビューポイントを軽く見て、ホテルで夕食。これがたまらなくマズかった。我慢して食べていると、隣の人が、「今日はじいさんの80歳の誕生日なんだ」とか言いはじめ、ハッピーバースデーを歌わされてしまう。そして、なぜかカメラマンとして、その光景をビデオで撮影させられていたのであった...
 翌日、まずい朝食の後、40分遅れたホースマンと一緒にホースバックツアーに出かける。初めての馬だったが、これがなかなか楽しく、まめ旦那の馬は負けず嫌いで常に先頭を走ってくれた。バランスストーンというぐらぐら石でホテルの兄ちゃんに再会。何だか嬉しくなった。ホサダバランカスにはまた来よう。なかなか楽しいツアーだった。ガイドの自宅に寄るのもツアーの一環だったのかは定かではないが.. マズマズ昼食を無理やり押し込み駅へ。土産物屋やタコス屋が並び、次の列車を待ち構えている。チワワ行きの列車は三時間半遅れで到着。次の街クリールで下車。夕食は念願のチワワステーキだ。
 今日でチワワ鉄道の旅は終わり。15:14の出発時間まで土産物屋を物色したり、ステーキを食べたりしながら時間をつぶす。定刻に列車が来ないので、どうせまた遅れるんだろうと、まめ旦那は休憩時間で買えなかったお目当てのタマウマラ人が走っているTシャツを買いに行く。そして夜九時前にチワワ到着。

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